70年代に結成したグループUbiquityをはじめジャズ・ファンク、レアグルーヴなどで絶大な人気を誇るバイブラフォン奏者ロイ・エアーズがオーソドックスなジャズに取り組んでいた時代の輝かしい初リーダーアルバムです。テナーサックスとソプラノサックスのカーティス・エイミー、ピアノのジャック・ウィルソン、ベースのビル・プラマー、ドラムのトニー・バズレイによるクインテット編成。この時代のエアーズはアルバムタイトル通りウエストコーストらしい爽やかで洗練された演奏です。マイナーキーでコルトレーン張りのエイミーのソプラノサックス、特徴的なホリゾンタルなウィルソンのピアノにソリッドでクールなエアーズのバイブラフォンが冴えるOut Of SightがMy Favoriteです。US Origial Uited Artists UAL 3325 moo ear ジャケットは経年劣化で擦れ、黄ばみ、スタンプがありますがしっかりしています。盤は小さくジリノイズ、小さな擦り傷でわずかにパチノイズが入るところがありますが全体的には問題なく聴くことができます。ただ少しでも気にする方はご遠慮ください。若きエアーズの貴重な記録を是非お聴きください。オリジナルモノラル盤は中々見かけません。探している方はこの機会に是非！